事業承継と後継者問題 | 日本ファミリービジネスアドバイザー協会(FBAA)
日本の中小企業・小規模事業者経営者は、平均年齢が上昇傾向にあり、スムーズな経営者交代が行われていません。このような事業承継に関わる問題はますます深刻化しています。その一因となっている後継者不足は特に深刻な問題で、帝国データバンク2017年に発表した「後継者問題に関する企業の実態調査」によると国内企業の66.5%が後継者不在ということが判明しました。
そんな中で、最近では親族内承継にこだわらない、親族外承継も主流になりつつあり、親族外の従業員への経営権継承の事例も増えてきました。また、主にこれまでは大手企業が事業拡大のために利用してきたM&Aを事業承継の一手段として中小企業が活用する手法も広まってきています。
FBAAコラムでは、日本の大きな問題である事業承継と後継者問題に対し、どのように立ち向かっていくべきか、資格認定プログラムを受講した専門家(フェロー)が様々な視点からコラムを執筆し紹介しています。