FBAAファミリービジネスアドバイザー認定講座
講師紹介

※五十音順

阿部 眞史(あべ まさし) FBAAフェロー
上級講座担当科目:有形無形の資産を管理するファミリーオフィスと戦略的フィランソロピー

早稲田大学政治経済学部卒業。国際大学大学院国際経営学研究科修了。国際経営学修士(MBA)。FBAAファミリービジネスアドバイザー資格認定証保持者。UBS SuMiTRUST  ウェルス・マネジメント株式会社アドバイザリー&セールス部事業・財産承継チームヘッド(UBS銀行と兼職)。大手邦銀を経て2006年12月UBS証券入社。2021年8月より現職(UBS証券株式会社のウェルス・マネジメント事業の承継に伴う転籍)。
主著
『ファミリービジネス白書2015年版』(共著 同友館 2016年)
『先代とアトツギが知っておきたい ほんとうの事業承継』(共著 生産性出版 2021年)
『ファミリービジネス白書 2022年版』(共著 白桃書房 2022年)

大杉 真(おおすぎ まこと) FBAAフェロー
上級講座担当科目:紛争の回避と解決

ゾンデルホフ&アインゼル法律特許事務所パートナー弁護士。2004年弁護士登録。慶応義塾大学法律学部法律学科卒。南カリフォルニア大学ロースクール修了。企業法務を専門とし、国内外の企業の代理人として商取引・JV案件・M&A案件や、スタートアップ企業・ベンチャー企業の資金調達等に携わるほか、人事労務案件や商事・民事紛争における代理人も務める。著書・論文:「SDGs、ESGをめぐる世界の情勢からみるESG投資を呼び込む知財活用・知財戦略」(ビジネス法務・共著)、「Understandning the Business Culture as well as the Legal Issues for a Successful M&A Transaction in Japan」
(レクシスネクシスジャパン・共著)。趣味はゴルフ。

小川 敬(おがわ たかし) FBAAフェロー
上級講座担当科目:ジェノグラム 作成、解読、助言

ハッピーメモリーズ株式会社 一般社団法人家系研究所 理事 1970年生まれ家系譜の制作会社に勤務しファミリーアイデンティティの構築を目指して家族史(ファミリーヒストリー)の制作と家族と家族問題の研究をしている。近世、中世の郷土史研究、日本の精神性と民俗文化の研究徳風会祭祀研究所にて日本文化と祭祀の研究などと共にこれまで29年間に亘り家族と向き合いながら現実に即した家族問題の解決の為に向けて家族療法家マレーボウエンの文献をはじめその他、様々な研究を取り入れ一般社団法人家系研究所の理事として全国で講演・家族カウンセリング活動を展開自らの研究に確信を得て更に各地各宗派の住職、神主、心理カウンセラーとコラボしてコミュニティの場を作り、地域活動として終活、家族問題の学習会を展開しています。家族(親族)単位で行う家族史報告会(会議)と定期で行う家族単位の勉強会は活動の主軸となっています。

大井 大輔(おおい だいすけ) FBAA 執行役員、フェロー
基礎講座担当科目:コンサルティングツール

(株)日本FBMコンサルティング 代表取締役。
大阪大学工学部卒業、同大学院工学研究科生物工学専攻博士前期課程修了後、(株)日本総合研究所 研究事業本部に入社し、中小・中堅企業から上場企業までの、経営戦略・事業戦略の立案・実践支援、新規事業開発支援から内部統制制度や経営マネジメントシステムの構築などの幅広いテーマで、14年間で100件以上の民間企業の経営コンサルティングに従事。2016年にファミリービジネス向けに経営(ビジネス)・所有(オーナーシップ)・家族(ファミリー)の3つの視点から統合的かつ専門的なコンサルティングサービスを提供すべく、(株)日本FBMコンサルティングを創業し、関西を拠点として活動中。現在は、顧問業に加えて、ベンチャー型事業承継の推進や、経営承継の専門家を育成すべく、ファミリービジネスマネジメントコンサルタント®養成講座を開講している。
公認内部監査人(CIA)、基礎心理カウンセラー、税理士、M&Aシニアエキスパート。
著書「『経営』承継はまだか」(中央経済社2019年)他、ファミリービジネスに関する講演執筆も多数。
株式会社日本FBMコンサルティング https://jfbmc.co.jp/

加藤 隆一(かとう りゅういち) FBAA フェロー
基礎講座担当科目:ノンファミリー幹部の心得と育成

(株)ロマンライフ 専務取締役、日本番頭支援協会(JBA:任意) 代表、FBAAファミリービジネスアドバイザー資格認定証保持者(AFBA)
- (株)ロマンライフ(新卒入社)  https://www.romanlife.co.jp/
現場と経営トップを繋ぎ、成長期を支える(営業⇒製造⇒財務⇒事業責任者)。二回の事業承継で当代と後継者を繋ぐ経験を持つ(創業者⇒2代目⇒3代目)。複雑なFBマネジメントにおけるスリーサークルを繋ぎ、各課題への対応を行っている。
-日本番頭支援協会(JBA:任意)の運営
番頭が悩みを言えるコミュニティとして2019年に大阪で始め、大阪/京都/東京に支部を置き、総勢20数名のメンバーが月に1度、各支部で顔を合わせている。経営者45%/番頭35%/ほか20%の多様な構成が特徴で、本音が言える「マナビバ」となっている。
-日本ファミリーアドバイザー協会(FBAA)に所属
創設間もない2期生で、資格認定講座を受講。資格認定講座「NF幹部の心得と育成」の講師を担当。

岸原 千雅子 (きしはら ちかこ)  FBAA フェロー
基礎講座担当科目:ファミリーへの支援
上級講座担当科目:ファミリーセラピー

(株)インテグリティ代表取締役。相談室「アルケミア」代表。臨床心理士。公認心理師。お茶の水大学文教育学部卒。心理学修士。個人・夫婦/カップル・家族の心理療法、コーチングやコンサルティングを行う。がん患者と家族のための相談・援助も行っている。NPO法人日本ホリスティック医学協会顧問、日本トランスパーソナル学会理事。IFA認定アロマセラピスト。プロセスワーク(プロセス指向心理学)セカンド・トレーニングティーチャー。交渉アナリスト1級・日本交渉協会。NPO法人相続アドバイザー協議会認定会員。著書:『ホリスティック医療のすすめ』(日本実業出版社・単著)『ホリスティック医学』(東京堂出版・共著)『臨床心理士の基礎研修』(創元社・共著)など。

酒井 英之 (さかい ひでゆき)  FBAA フェロー
基礎講座担当科目:経営計画の作り方

(株)V字経営研究所 代表取締役。「暗夜に一燈を灯す」をミッションとする次世代リーダー育成コンサルタント。慶應義塾大学経済学部卒業後、ブラザー工業(株)に入社。入社2年目に考案した商品が大ヒットし、同社がミシンから情報機器メーカーへと進化する一翼を担う(この商品は、30年以上経った現在も米・欧・中でシェア60%を超える大ログセラー商品となっている)。この若手主体で老舗企業を変革したイノベーション経験を活かし、戦略コンサルタントに転身。三菱UFJリサーチ&コンサルタント(株)では、経営戦略部長兼プリンシパルを9年間務めた。2014年に起業。企業内に次世代経営チームを組織し、成功体験をサポートすることで意識改革を促している。空理空論を嫌い、現場に入り込んで成果が出るまで指導する姿勢に経営者・幹部のファン多数。
名古屋大学経済学部社会人大学院 教員。
主な著書に『小さな会社で儲ける社長のチェックボックス』(明日香出版)他多数。
株式会社 V字経営研究所 https://vjiken.com/

階戸 照雄 (しなと てるお)  FBAA 理事
基礎講座担当科目:ファミリービジネス概論(理論・モデル編)

日本大学大学院総合社会情報研究科、特任教授。ファミリービジネス学会理事、日仏経営学会理事。
大阪外国語大学 (現・大阪大学) 卒業後、パリ政治学院(CEP)修了、INSEAD経営学修士(MBA)、日本大学博士(国際関係)。
富士銀行(現・みずほFG)勤務後(海外勤務等も含む)、朝日大学を経て2006年より日本大学にて教鞭をとる。ファミリーガバナンス論、グローバル経営戦略論等の講義を行う。
著書・論文:「ファミリー企業の現状と課題:日仏の比較から学ぶ」(単著)日仏経営学会、『オーナー企業の経営』(共著)中央経済社、『<社外取締役>のすべて』(共著)東洋経済新報社、 『ファミリービジネス 最良の法則』(翻訳)ファーストプレス社、『ファミリーガバナンス ースムーズな事業承継を実現するためにー 』(共編著)中央経済社、他多数。 資格:CFP、米国公認会計士(US  CPA)他。オフィシャルサイト https://www.shinato.biz

武井一喜

武井 一喜 (たけい かずよし) FBAA 理事長
基礎講座担当科目:ファミリービジネスコンサルティング概論、コンサルティングモデル、診断と介入、ファミリーガバナンス、アドバイザーの役割と倫理
上級講座担当科目:ファミリービジネスとプロセスコンサルテーション、ファミリービジネスのガバナンス設計

日本人初のFFIファミリービジネス、ファミリーウエルス・アドバイザー上級資格認定証保持者、FFIフェロー。慶応義塾大学経済学部卒。コロンビア大学ビジネススクール経営学修士(MBA)。経済産業省「地域経済におけるファミリービジネスに関する研究会」委員(平成21年度)。
キャラクター商品メーカーを経て家業の寝具製造卸会社に勤務。基幹業務システム設計導入、リストラプラン策定実施、新規事業立ち上げの後、4代目社長。その後IT関連の起業に参加。
’03年、ファミリービジネスコンサルティングのWellSpring設立、代表を務める。ファミリービジネスを対象にコンサルティング・研修・執筆活動を行っている。
著書:「同族経営はなぜ3代で潰れるのか?~ファミリービジネス経営論~」:クロスメディア・パブリッシング、「NLPでリーダー能力をグングン高める法」:ヴォイス他
WellSpring ファミリービジネスコンサルティング https://family-business.jp/

西川盛朗

西川 盛朗 (にしかわ もりお) FBAA ファウンダー・名誉理事長
基礎講座担当科目:ファミリービジネス概論、コーポレートガバナンス
上級講座担当科目:創業精神の世代を超えた進化と継承

ヨコハマコンサルティング(株)代表取締役会長。FFIフェロー。ファミリービジネス学会理事。
世界的なファミリービジネスであるジョンソン社の日本法人の社長、会長、グローバル本社の役員を長く務め、コンシューマー(B2C)、プロフェッショナル(B2B)両ビジネスの経営を担う。ファミリービジネスにおけるファミリー、ビジネス、オーナーシップの各システムの効果的な運営にマネージメントとして参画。企業理念策定委員会の副委員長として全世界のジョンソングループの企業理念(This We Believe)の策定に携わる。
現在ファミリービジネスのコンサルティングの会社であるヨコハマコンサルティング(株)の代表として多くの企業に社外取締役、アドバイザー、顧問として活動を行っている。
ハーバード大学経営大学院(AMP)修了。FFI ファミリービジネス・アドバイザー資格認定証保持者。
著書「長く繁栄する同族企業(ファミリービジネス)の条件 」:日本経営合理化協会、「実務者からの提言―勝ち続けるファミリービジネスの条件」、「日本のファミリービジネス(共著)」中央経済社 他。
ヨコハマコンサルティング株式会社 http://yokohamaconsulting.com/

波戸岡 光太(はとおか こうた) FBAAフェロー
上級講座担当科目:紛争の回避と解決

弁護士、BCS認定プロフェッショナルエグゼクティブコーチ、アクト法律事務所(東京弁護士会)、慶應義塾大学卒業・同大学院修了。中小企業をもりたてるパートナーとして、企業理念や経営者の想い、事業を理解した上で法的アドバイス、対外交渉、契約書作成、リーガルチェック、人事労務問題の予防と解決を行うことをポリシーとしている。
ビジネスコーチングスキルを取り入れ、顧問先企業の経営課題・悩みをヒアリングし解消する定例ミーティングを行うなど、依頼者と伴走し、つねに最高の解決を目指す。「経営者に、前に進む力を。」
【主著・執筆】「Q&Aでわかる民事執行の実務」(共著)、「ガイドブック民事保全の実務」(共著)、「弁護士が弁護士のために説く債権法改正」(共著)、「証拠収集実務マニュアル」(監修・執筆) ほか
【ミッション】経営者に、前に進む力を。 http://www.hatooka.jp

馬場研二

馬場 研二 (ばば けんじ) FBAA 理事
基礎講座担当科目:オンラインスクール・ファシリテーション、ケーススタディ担当
上級講座担当科目:オーナーの役割

九州アジア経営研究所所長、サイバー大学IT総合学部専任教授を務めるとともに、複数の老舗企業で後継者に対する事業承継支援を役割として監査役や顧問に就任。また、ベンチャー企業においてIPO・資金調達支援を役割として取締役・監査役や顧問を務める。
九州大学経済学部卒業後、地方銀行の東京事務所で外国証券投資、国際部門システム開発等に携わった後、ラッセル・レイノルズ社(NY本社のエグゼクティブサーチ会社東京オフィス)人事コンサルタントを経験。その後福岡で、140年以上続くファミリー企業の本社経営企画部門に2001年から所属し、グループ経営戦略策定、新規事業推進、不振事業対策、人材開発などに携わりながら、ファミリービジネス生き残りプロセスを、身をもって体験。ボストン大学ビジネススクール経営学修士(MBA)、特定非営利活動法人日本MITベンチャーフォーラム(MIT-VFJ)理事。

平林 秀樹 (ひらばやし ひでき)  FBAA 参与、フェロー
基礎講座担当科目:日本のファミリービジネス論
上級講座担当科目:家訓・家憲策定の実務

(株)グラスティ代表取締役。慶應義塾大学工学部卒業後(株)リクルート入社。同社では「組織の活性化と人材開発」を中心に活動。「組織変革に向けたワークショップ」「企業の人財育成プログラム」を多数開発。2006年に「人的資源開発」「ファミリービジネス」のコンサルティング会社(株)グラスティ設立。「理念、ビジョンの再設計」「人事制度改革」「組織変革」「幹部・管理職育成」などを中心に活動。クライアントにファミリービジネス企業が多く、ファミリービジネス研究に取組む。2017年に日本大学大学院総合社会情報研究科修了。国際情報修士。研究テーマは「日本のファミリービジネスにおける家訓・家憲の意義」。主な支援業務として「後継者育成、ファミリービジョンの設計、家訓・家憲設計、次世代従妹集団の新規事業開発」など。共著に「ファミリービジネス白書2015」同友館、「ファミリービジネス白書2018」「ファミリービジネス白書2022」白桃書房、「ほんとうの事業承継」生産性出版がある。

藤野敬太

藤野 敬太 (ふじの けいた) FBAA 執行役員、フェロー
基礎講座担当科目:最終課題担当

オフィス・ラコルド株式会社代表取締役社長。大学卒業後、プライスウォーターハウス・クーパース・コンサルタント(現日本アイ・ビー・エム)、ネット証券会社を経て、日興アセットマネジメントにてアナリスト及びファンドマネージャーとして株式運用に13年間従事した。ファンドマネージャーとして日本株の中小型投資信託やバリュー型年金ファンドの運用を合計9年担当した中で、約600社の中堅・中小の上場企業の経営者と面談を行い、日本の社会がオーナー企業を含むファミリービジネスで成り立っていることへの認識を確かなものとした。その後、個人事業主として独立し、現在は設立した会社にて、ファミリービジネス向けのコンサルティング及びアドバイザー業務、ファミリー向けのファイナンシャルプランナー業務を行っている。また、日本証券取引所グループがメインスポンサーとなっている一般社団法人証券リサーチセンターのシニアアナリストとして、国内の新興市場企業のアナリストレポートを執筆し続けている(2015年以降、80社強の企業のアナリストレポートを発行)。

富士見 ユキオ (ふじみ ゆきお) FBAA フェロー
基礎講座担当科目:ファミリーへの支援
上級講座担当科目:ファミリーセラピー

臨床心理士、ニューヨーク州立大学卒(人類学)、米国トランスパーソナル心理学研究所修士(心理学)。ファミリー・ビジネスのサステナビリティ(持続可能性)には、経営コンサルティングや税務アドバイスのような「ハード・スキル」と、ファミリー・セラピー(家族療法)のような「ソフト・スキル」の3面からの統合的支援が求められます。私は、家族の「癒し」と「再建」のためのファミリー・セラピーと、家族の健全さの「維持」と「予防」と「発展」のためのファミリー・コーチングを、33年にわたり行ってきました。現在、多いご相談は、夫婦、家族、ファミリービジネスにおける「敵化(enermyfying)と赦し」「お家騒動(family war、家族戦争)と和解」です。包括的心理学の視座からその2つの支援を行っています。「ファイナンシャル・セラピー」「弁護士に特化したメンタル・サポート」も実践しています。明治大学(大学院)兼任講師。著書『痛みと体の心理学』(新潮社)共著『ユング派の臨床』(金剛出版)『医療における心理行動科学的アプローチ』(新曜社)他多数、論文”The Tao of Conflict Resolution in Family Business」(FFI Practitioner article, 2021)”他多数。

藤本 江里子 (ふじもと えりこ)  FBAA フェロー
基礎講座担当科目:ベストプラクティスの事例紹介

税理士、中小企業診断士、多摩大学大学院MBA客員教授。
税理士法人新宿総合会計事務所所属。
大学卒業後、都市銀行に勤務し、中小企業経営者のお役に立ちたいという想いから税理士資格を取得。その後、中小企業診断士の資格を取得し、ファミリービジネス経営論に出会いFBAAでファミリービジネスアドバイザーの認定を受けた。
専門は、事業承継のサポート。M&A支援、組織再編成、公益法人等・NPO法人の組成・運営支援など、事業承継にまつわるすべての知識と経験を身につけたいと、日々研鑽中。

女ケ沢 亘 (めがさわ わたる) FBAA 参与、フェロー
基礎講座担当科目:ファミリービジネスの自社株式の承継

税理士・行政書士。明治大学商学部卒。日本大学大学院にて修士(国際情報)取得。
大和銀行(現りそな銀行)入行。銀行及び大和銀総合研究所にて約8年間にわたり融資渉外業務、プライベートバンキング部門にて遺言信託推進、遺産整理業務、相続事業承継コンサルに従事。その後、藤間公認会計士税理士事務所(現TOMA税理士法人)入所。約12年間で法人部、事業財産承継部の責任者を歴任。
2010年に独立開業後は事業承継と財産承継を専門に業務展開を行う。承継業務の成功は「税務会計面からどうすべきか」より未来志向で「経営者ファミリーとしてどうしたいのか」という承継へのビジョンが大切という理解からその実現をパートナーとしてサポートするとして「承継ビジョンパートナー」を名乗る。また業務にはコーチングのスキルを活用し、経営者や後継者の意志決定へのお役立ちを図る。

丸山 祥子(まるやま さちこ) FBAA 執行役員、フェロー
上級講座担当科目:ファミリーミーティング・ファシリテーション

愛知県生まれ。90年続く家業の建設会社を承継し、2年後に同業者に譲渡。地域企業の「幸せなM&A」を実現する。同族企業の経営と承継の経験から、ファミリービジネス専門のファシリテーターとして独立。「ファミリー/ビジネス/オーナーの間に生じる問題と感情に寄り添い、建設的な対話を促す第三者」のプロフェッショナル・ファシリテーター。他方、女性活躍支援のベンチャー企業へのエンジェル投資も行っている。趣味は茶道。
早稲田大学大学院理工学研究科 修了/グロービス経営大学院修了(MBA)。共著「創業三〇〇年の長寿企業はなぜ栄え続けるのか」

山田 惇依(やまだ あつえ) FBAA 執行役員、フェロー
上級講座担当科目:ファミリー教育と能力開発

山田惇依公認会計士事務所代表。FFIファミリービジネス・アドバイザー資格認定証保持者。税理士事務所を営む両親のもとに一人娘として生まれ、公認会計士試験を目指す。公認会計士試験合格後、有限責任監査法人トーマツに入社。会計監査業務、J-SOX導入支援等に従事。その後、相続・事業承継分野にキャリアチェンジし、都内コンサルティング会社にて次世代向け経営会議の企画・運営等を通して同族会社の事業承継をサポートする。2020年に独立。公認会計士事務所として幼稚園を経営する学校法人を中心に非営利法人の監査を行う一方で、父が経営する会計事務所にも参画。相続案件をきっかけに税務顧問業務の枠を超えたオーナー一族向けのサービスの展開中。一児の母であり、出産・育児を通してオーナー企業に育つ子供たちが自分の意思でキャリアを選択できる環境づくりや親子の関わり合い、オーナー教育の在り方について研究を進めている。

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